息が白くなる理由は温度に関係がある

白い息 自学

寒くなって雪が降ると、息が白くなります。

なぜでしょう。

 

(1)温度差

それは吐く息と外気との温度差にあります。

吐く息の温度は体温とほぼ同じ36〜37度です。

この温かい息には水蒸気が含まれ

外気が低いと急激に冷やされます。

 

冷やされた水蒸気は水滴となり

わたしたちの目には白く見えるのです。

 

(2)空気中の細かいチリ

息が白くなる理由は息と外気温の差ですが

他には、湿度や空気中に細かいチリが浮いていることも

息を白くするためには必ず必要な環境です。

湿度が高いと吐いた息の水蒸気は空気中に取り込まれにくく

残って白く見えやすくなります。

 

湿度70%では13〜15度くらいから息は白く見え

雨の日には特に白い息が見えやすいでしょう。

また、冷やされた水蒸気が水滴となるためには

空気中の見えないチリやほこりとぶつかる必要があります。

このため空気がとても澄んでいる南極では息が白くなりません。

 

息が白くならない方法

冬に息が白くなるのは当たり前ですが

それを恥ずかしがる人もいます。

そんな人のために息が白くならない方法を教えます。

一番単純な方法がマスクをすることです。

急激に冷やされる水蒸気を減らすために

静かに息をするという手もありますが

どちらも条件によっては多少白い息が見えることもあります。

なので、どの方法も完全には白い息を出さないことはできません。

 

ぼくの気づき

このことを調べて

南極の空気と日本の空気の違いを調べてみたくなりました。

 

ぼくは完全に白い息をなくすためには換気が必要だと思います。

なぜかというと、きれいな空気だといくら寒くても息は白くならないからです。

そして、換気をすると中の空気がきれいになって息が白くならないということです。

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